来たる漁夫に備えよ
皆さん、最近のApexの調子はいかがでしょうか。漁夫ってますか?漁夫られてますか?
今回のケーススタディでは、「戦闘中に第三部隊(漁夫)が割り込んできた際の対応方法」を、参考動画をベースにご紹介いたします。
瀕死、あるいは疲弊した自部隊に対し、体力的にも位置取り的にも、漁夫る側が有利なのは間違いありません。
ただ、少しでも逆転勝ちをする確率を上げるための「お決まりのパターン」があるなら、試してみてもいいはずですよね。
まずはこちらの動画からどうぞ↓
ヘムロックの弱体化前であることは無視しておき漁夫部隊を2人で返すことができました。
ここでお話したいのは、「撃ち合い強ければ返せる」「〇〇(特定のレジェンド)なら返せる」という個人能力やキャラを軸にした内容ではありません。
どんな実力の方でも、どんなキャラを使っていても、共通してチャレンジする価値のあるポイントについてお話したいのです。
相手のペースからこちらのペースへ持ち込む時間作り
ポイントは3つです。
①漁夫パーティの突撃方向から逃げるように距離を取る
②狭く射線が限定されたエリアで戦闘を行うよう調整する
③置きエイム&正しい敵を狙うことに集中する
こちらの動画を詳しく解説していきます!↓
①漁夫パーティの突撃方向から逃げるように距離を取る
まず、戦闘中から漁夫の位置を特定します。今回は右後方から漁夫がやってきています。
途中まで目の前の部隊を撃っていた私は、漁夫に気づくと最後の敵を味方に任せて、後方の漁夫部隊への対応を試みました。
しかしブラハがダウンし、撤退を余儀なくされます。
運良く下まで味方が来れたので、蘇生を試みるも再びダウン。
フレンドのレイスも、ブラハが再びダウンしないように短めにポータルを引いてくれましたが及ばず。
さらにオクタンのパッドでダウン体を飛ばし、確殺防止のために必死の抵抗です。
ここでは結果的に安地外ダメージを最後に受けてブラハがバナーになってしまいますが、
・ジブULTで敵が間接的に足止めを食らっているうちに「即蘇生チャレンジ」
・その間にポータル準備と即展開
・パッドで飛ばして逃がす
このような小さな積み重ねが劣勢の立て直しに繋がります。
漁夫られて負けた時はイライラする気持ちも分かりますが、「逆転勝ちするために何ができたか」に焦点を当てて振り返ると、成長のための小さな改善ポイントが見えてくるので意識してみてください。
さて、これだけの時間をかけるうちに敵はどんどん前のめりになっていき、少しずつ敵3人の意図や足並みが揃わなくなっていきます。
距離をとって時間を稼ぐことは、「相手にとって整った心地良い環境で勝負させない」ために非常に重要なので、覚えておいて損はないと思います。
②狭く射線が限定されたエリアで戦闘を行うよう調整する
時間と距離を稼いで接敵の戦場となったのは、狭い洞窟の通路です。
すでに距離も立ち回りの判断(意図)も間延びし始めた敵は、好戦的なプレイヤーor最も状態の良いプレイヤーから突撃してきます。
そんな風に相手が向かってくるとき、このような狭いエリアで戦うと「相手の動きが予測しやすく囲まれにくい状況を作れる」のでおすすめです。
「相手は2人なんだ。さっさと突っ込めば勝てるじゃないか!」
↑そこに攻略の鍵があるわけですね笑
ここで相手は1つ大きなミスを犯します。
それは、ジブラルタルのドーム展開です。
後方でいい位置を取れていたブラハの射線が潰れたため、レイスと私は目の前の地上戦をジブラルタル&ホライゾンに仕掛けることができました。
このように焦りや雑な判断からくる行動は、有利な部隊を自滅へと導きます。
わざわざドームファイトで1vs1を作ってくれたわけです。
③置きエイム&正しい敵を狙うことに集中する
ドームのおかげで、私としても味方を信じ、後方から囲い込むホライゾンへのカバーに集中できました。
この局面で大切なのは、「誰が誰に注目していて、自分は誰を撃つべきか」を間違えないことです。
焦って一緒にジブを倒しに行ったり、移動を優先してホライゾンを撃つタイミングを逃したりしていたら負けていたでしょう。
こうした判断も、狭いエリアだからこそ「観察すべきエリアを限定」できましたし、安定した置きエイムから慌てずプレイすることに繋がったと思います。
ブラハが奥にいることは、先ほど確認済みですよね。
「ドームのおかげで、ホライゾンとの接敵中にブラハから被弾しなかったこと」で、これまで存在した敵部隊の優位は完全に失われ、純粋な1vs1に持ち込めました。
終わりに
今回は「漁夫対応を行う際のコツ、決まり事」についてご紹介いたしました。
最後に、冒頭の動画と解説動画をもう一度ご覧ください。
有利だった敵部隊が、いかにバラバラに立ち回り、攻撃を仕掛けているかわかると思います。
勝てるという慢心を突き、戦闘の長期化による判断ミスを誘うのもまた、戦術と言えるのではないでしょうか。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!