Apexケーススタディ②【現環境のオクタンを利用したフォーカス合わせ】

シーズン8のランクマッチではキングスキャニオンオリンパスが採用されています。

その2つのマップ環境を比較して大きく変わったのは、レブナントの使用率ではないでしょうか。

その他にもいくつかポイントはありますが、それはまた今度記事にできればと思います。

では、マップに関わらず強キャラとして君臨しているのはどのレジェンドでしょうか?

私はオクタンとホライゾンであると思っています。

当然ながら接敵時のアクシデントを減らせるブラッドハウンド、オリンパスの大地で射線切りや漁夫対策を行えるバンガロールやジブラルタルも強力です。

ただ、オクタン&ホライゾンは部隊を崩すという点において、飛び抜けた能力を備えています。

今回のケーススタディでは、その中からオクタンをピックアップ。
彼の強化されたULT、ジャンプパッドを利用した流行りの戦術についてご紹介いたします。

孤立した敵の狙い撃ちで「勝ち確」を生みだそう

メタとなったオクタンとホライゾンの特性によって、目の前の部隊との戦闘は幅を大きく取った従来の「囲い込み勝負」だけでなく、「直線的に、ダイレクトに突撃」する要素が大きくなっているのが、現環境の特徴です。

ホライゾンのアビリティで敵を弱らせた後に前方向にふわっと着地したり、オクタンのパッドで素早く距離を詰めることができるため、これまで以上に「自分が孤立していないか」を意識しなくてはいけません。

また、今までの感覚では孤立していないという距離感でも、部隊双方の使用キャラやULTによっては、「完全に分断され1ダウンを取られる→3対2のシチュエーションに持ち込まれる」というパターンが多いので気をつけましょう。

それでは実際の動画をご覧ください↓

情報を収集して攻略の糸口を探ろう

敵のキャラはバンガロール、ジブラルタル、ホライゾンです。

動画の直前に、敵のホライゾンは一度アビリティを使用しています。
その際に被弾したため、画面右側まで下がって射線を作っています。

画像①敵のジブラルタルが、接敵に対応するためドームとULTを使用していることが分かります

敵の位置関係は、左にバンガ、中央にジブ、右にホライゾンです。

まず、動画の序盤の接敵によって近距離戦闘とダウンを嫌ったジブがドームとULTを立て続けに使っています
これにより、敵のジブは防御手段が無くなったため積極的に詰めることができない状況です。

先述のとおり、ホライゾンもアビリティを使用しているため、能力が回復するまでは距離を取って詰めるきっかけを作ろうとしています。

ではバンガロールはというと、かなり好戦的に左側に展開。遮蔽物の裏側の私たちを抉るように攻撃しようと考えていますね。

画像②ジブにアーマーを割りかける程度のダメージを与えて身動きを取れなくします。

アクションを起こすと見えてくる敵部隊の変化(ズレ)を見逃さない!

敵の部隊の陣形において、部隊のカバーを担い、距離感の心臓部分となっているのがジブラルタルです。

バンガとホライゾンを両方カバーできるジブの行動を制限することで、敵の連携を断ち切っていきます。

画像③味方のバンガのULTでジブを右に追いやり、左のバンガを孤立させることに成功しました。

体力回復で行動制限中のジブ、左側で好戦的なバンガ、一度大きく右から射線を作り、立て直しを計ろうとするホライゾン

敵部隊のプレイヤー間で攻守のベクトルが異なる方向へ向いていることが分かりますよね。

この乱れに決定的なきっかけを与えたのが味方のバンガのULTです。ドームを使い切ったジブはULTを避けるために右奥へ後退。バンガへと突撃するルートの完成です。

画像④パッドは、決断できる状況ならオクタン以外のプレイヤーが要求することも大切です。
画像⑤敵のバンガがこちらを警戒し始めた瞬間、バンガと残りの敵の距離は手遅れなレベルで大きく離れてしまっています。

統一された部隊行動で、時間を与えず一気に攻略

ジャンプパッドは、オクタンを使用する人以外でもどのように利用できるかを常に想定しておくことで、一瞬の隙を見逃さずに行動に移していきたいですね。
必ず目的まで簡潔に伝えて、狙いが絞れるようにしましょう。

画像⑥バンガも離れすぎたことを察知していましたが、時すでに遅しでした。

完全孤立のバンガを倒した後も、モタモタせず確実に敵の時間と選択肢を奪っていきます。

画像⑦ULTで逃げスキルのないジブを捕捉し狙い撃ちすることで、確実に倒していきます。

大切なのは、立て直しを試みる敵に時間的余裕を与えないことです。
モタモタしていると、生き残りを逃してしまったり漁夫を呼び込むだけの時間ができてしまうので、素早い決断を心掛けましょう。

特にレジェンドの能力は積極的に使用していきましょう。
漁夫のためにとっておくべき状況もありますが、素早く倒し切ること自体が漁夫対策であることも忘れずに。

画像⑧ジブのドームは敵を呼び込む悪影響も考慮して使用する必要があります

おまけ

最後に1つ、ちょっとしたポイントをご紹介します。

敵のジブは、攻められた時に慌ててドームを展開してドームバトルへ持ち込んでいます。
「危なくなったらとりあえずドーム」というのはダウンを避けるためには概ね悪くない判断ですが、現環境はオクタンやホライゾンなど直線的に侵攻するのが得意なレジェンドが主流です。

闇雲にドームを置くのは「どうぞ孤立した私を倒しにドームへ来てください」と言っているようなもの。

この場面では敵のジブは遮蔽物のある位置から戦闘をしたかったですね。
ホライゾンはカバーすることができなくなってしまいました。

逆に言えば、そういった立て直しの行動をさせない速度で我々の部隊が連続した攻撃を繰り出せたともいえます。

このように、オクタンのジャンプパッドを使うことで孤立した敵を一方的に叩き、完全な3対2を作り出せる場面がオリンパスでは散見されます。

そもそも3対3の撃ち合いをしなくても、環境作りとタイミングを見極めることで有利に進む戦闘が増えるので意識してみてください。

一方でジブや、ブラハなど逃げスキルの無いキャラを使うプレイヤーは常に孤立していないかを注意し、オクタン入りの部隊に対してはパッド襲撃を警戒しておきましょう。
(※逃げスキルのあるキャラでさえ潰されてしまうような環境です。要注意!)

最後までお付き合いくださりありがとうございました!!

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